IQをよくする方法

IQをよくする方法

そもそもIQとは知能指数のことで、知能の水準あるいは発達の程度を測定した検査の結果を表す数値である(厚生労働省HPより)。学校の試験や入試で合格するための単に学習で覚えた知識や学力ではなく、未知な状況下に置かれた時の状況処理能力や合理的に対処していく対処能力のことを指す。そもそも知能には結晶性知能と流動的知能の2種類がある。前者は既に学習した情報や技術など脳に蓄積された知識を利用する能力のことで、後者は今まで経験したことのない環境で、パターンを認識し道の問題を解決していく能力で、知識量とは関係なく、創造力や洞察力といった能力である。「ひらめき」を起こす力と言い換えることもできるかもしれない。IQで扱われる能力は後者である。社会においては社長や仕事のできる人たちはIQが高い人が多いとされる。学習面での頭の良さとIQの高さはある程度の相関がありそうだが、必ずしもテストで点が取れる人が I Qが高いとは言い切れない。
IQを上げるには何をすれば良いのだろうか。IQは生まれた時に決まっている物でそう簡単に変化しないなどとよく言われているが、それでは運次第ということになってしまう。全世界の上位2%のIQを持つ人たちが交流するMENSAという国際グループがある。IQ試験を受けて合格すれば入会でき、会員は会員同士で知的交流を目的としてイベントに参加する。彼らの会話を聞いていると一般人では処理しきれない情報量の会話をごく自然に行なっている。つまりIQが高い人とそうでない人との間ではではそもそも会話のキャッチボールが成立しないことになる。実際、MENSAの会員からは「学校や会社などで周囲の人と会話することに違和感を感じていた」という声もある。違う言い方をすれば自分よりもIQが高い人と自然な会話ができれば、自分のIQを相手に近づけることが可能になるかもしれない。自分よりもレベルの高い人と関わる中で、元のうちは多いと感じる会話の情報量をうまく処理できるようになれば、IQレベルが上がったと言えるのではないだろうか。試験の得点とIQの高さにはある程度の相関はあるため、中学校・高校で言えば進学校、大学で言えば最難関大学などと呼ばれる環境には優秀な人が集まるのでハイレベルな会話が日常的に行われており、そこにいる人達は自然と能力が向上していくと考えられる。決定的な科学的根拠は無いものの、IQレベルの高い人またはそのような集団との関わりで自らの流動的知能を養うことは十分に可能である。

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