自殺を思いとどまった人

自殺を思いとどまった人

警視庁と厚生労働省が発表した2020年の自殺者数は21,081人と前年に比べて4.5%増加した。30分弱のうちに1人が自らで自らの命を絶っていることになる。増加傾向になったのは、2009年のリーマンショック以来で、新型コロナウイルス感染症が原因で経済的に苦境に立たされたり、精神的に不安になったりする人が増えたためだと考えられている。自殺者数だけでも毎年2万人近く報告されているということは、一度でも自殺を考えた人数はこの数字の何倍にも膨れ上がると考えられる。言い方を替えれば、なんとか自殺を踏みとどまっている人も多くいるということである。
自殺未遂をした人の話ではあるが、自殺を考える人は感情の起伏が大きいので命を立ちたいと強く感じてしまう数分、数時間をどう乗り越えるかが大切だそうだ。自分自身ではどうしようもない事が多いため、この最後の一押しを食い止めるのは非常に難しい。他の人の力を借りることや、感情が安定しているときに楽しいことや嬉しいことを多く経験できれば少しずつ自殺願望も薄れていく。苦しみを乗り越えた先には、苦みもがき、なんとか自殺を堪えた分、強くなった自分に明るい未来が待っているはずだ。

関連記事一覧