リスクリバーサル

リスクリバーサル

リスクリバーサルとは、主に為替市場などで使われるオプション戦略のことである。満期期日、想定元本、デルタなどが同じOTM(アウト・オブ・ザ・マネー)のコール(買う権利)とプット(売る権利)を反対売買する取引のことで、オプション市場の動向(需要)が反映する。オプション取引では講師価格、期間、デルタなどの条件が同じであればコールもプットも理屈上では同じオプション領になるはずだが、参加者の需給が異なるため、同じ料金にはならない。
例えば、円が下がるというリスク認識を持つ人が多ければ、値下がりしたときに一定の価格で売ることが出来るプットオプションの需要が高まることとなり、他のオプション料金よりもプットオプションの料金が高値になる。この価格差の比率がリスクリバーサルである。
リスクリバーサルはその時の参加者のリスク認識を把握することが出来るものの、それが将来のレートの動向に直結するかどうかはわからないというところに注意が必要である。あくまでもその時の市場の雰囲気を把握するための指標になっているだけである。

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