コンセプトメイキング・ポジショニング

コンセプトメイキング・ポジショニング

ある商品を開発する際、コンセプト(基本的な概念)を明確にさせることが大切である。商品開発では、具体的に何が作りたいのか、対象は誰なのか、何に力を入れて売り込むのかなど多くの要素を書き出して理想に近づけていくのがコンセプトメイキングである。方向性を決めることで曖昧になることなくスムーズに開発を進めることが可能である。もし、コンセプトメイキングが行われていなかったとしたら、商品開発プロジェクトに関わる人全員が好き勝手な解釈をすることで、それぞれの間で認識にズレが生じてきてしまい収集がつかなくなってしまう。商品のコンセプトを作るには、市場調査(業界の動向や社会のニーズを調べる)とコンセプトの核(何のために作るか)、サイレントマジョリティ(表には出てこないが、市場に明らかに存在する多数派)を明確にしておく必要がある。これらをもとにして、さらに個性的な部分を取り入れるとコンセプトが強固なものになってくる。
コンセプトメイキングの成功例として、商品開発ではないが、第44代アメリカ合衆国大統領の「Yes, we can!」もその一つと言える。繰り返し誰でもすぐに覚えることが出来るこの単純な言葉を言い続け、途中で変化させることもなく言動に一貫性を保っていたので、彼の主張するコンセプトが明確になったと考えられている。

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